涙は涙腺という場所で作られ、眼の表面を潤します。その後は目頭の近くの上下2箇所にある涙点という場所から吸い込まれ、鼻の方に流れていきます。の涙が流れる管を「涙道」といいます。
しかし、何らかの原因でこの経路の一部が塞がっていると涙がたまり、涙が眼の表面から溢れ出します(流涙症)。
当院では、涙道疾患の専門の医師による検査・手術を行っています。 事前の診察で医師より手術の説明を受けて頂き、看護師より問診と補足説明があります。
局所麻酔を行った後、細い内視鏡を涙点から挿入して涙道の中を調べます。 この時に、必要に応じて、詰まっていたり閉塞している部分を拡張していきます。治癒力により再閉塞してしまうのを防ぐために「涙管チューブ」という細い管を入れ、約2カ月程度留置し、期を見て抜きます。
手術終了後はすぐにご自宅へお帰り頂けます。 ガーゼはご自宅に帰られたら外せます。 その際に麻酔の影響で少し物が見え辛かったり、二重に見えたりしますが、その日のうちに元に戻ります。
●:診療 ○:土曜日午前は13:00まで受付 ―:土曜日午後は休診休診日:日曜、祝日