だんのうえ眼科では眼鏡やコンタクトの処方の際、視能訓練士が検査を行い、医師が確認することにより、患者様に適正な眼鏡、コンタクトの処方をしております。
屈折異常のある目は、焦点(ピント)が網膜にしっかり合っていない状態です。これにより、視界に入ってくる像はぼやけて見えるので、くっきりと見えるようにするためには屈折異常の種類と度数に合わせた適正なレンズが必要です。
また、眼鏡処方は見えやすさだけでなく、かけやすさもとても重要です。当院では使う目的に合ったアドバイス行い、眼鏡装用テストを含めた精密な検査を提供し、より満足度の高い眼鏡処方を心掛けております。
適正な眼鏡の度数を調べるよりも前に、まずは視力低下の原因(眼疾患の有無)を調べる必要があるため、眼鏡を希望される場合でも、他に原因となる病気がないか検査を行っております。
視機能の発達が阻害されてしまい、眼鏡をかけても片目または両目の視力が出ない状態にあると、弱視と診断されます。屈折異常(近視、遠視、乱視)の弱視、不同視弱視であれば、目にしっかり合った眼鏡を常に装用することで視力を向上させることができます。
当院では、経験のある視機能訓練士が調節麻痺剤を使用して精密な検査を行い、適正な眼鏡処方をいたします。また必要に応じて眼鏡装用と健眼遮閉(片眼性の弱視の方に行う視能訓練)を行います。
※9歳未満の小児の弱視、斜視および先天白内障術後の屈折矯正の治療用として用いる眼鏡(コンタクトレンズ)の作成費用は国及び健康保険組合から一部助成されます。詳細は加入している「健康保険組合」にご確認下さい。
最近の知見(下記1.2)では、近視を進行させないためには網膜上にしっかりピントが合った像を結ばせることが最善と報告されています。これは過矯正でも低矯正でもなく完全矯正(ぴったり合ったメガネ)が良いということを意味します。
学童期では、調節過緊張*により一時的に近視状態になっていることがあります。そのため、当院ではお子様の完全矯正値を正確に計測するため、年齢や必要に応じて、調節麻痺の点眼薬を使用してから屈折検査をおこないます。
*調節過緊張とは 読書やコンピューター、テレビゲームなど近くを見る作業を長時間続けていると、眼内の調節筋が常に働いて、近くにピントを合わせる状態を作りつづけることになります。 この状態が続くと、一時的に屈折力が強くなり、近視に類似した状態になります。
1.Chung K, Mohidin N, O’Leary DJ. Undercorrection of myopia enhances rather than inhibits myopia progression. Vision Res. 2002 Oct;42(22):2555-9. 2.Vasudevan B, Esposito C, Peterson C, Coronado C, Ciuffreda KJ. Under-correction of human myopia–is it myopigenic?: a retrospective analysis of clinical refraction data. J Optom. 2014 Jul-Sep;7(3):147-52.
推奨は中学生以上ですが、小学校5,6年生でも自分で装脱ができるお子さんで、部活で必要などの事情があれば1dayタイプ限定で可能です。近視抑制効果が報告されているオルソケラトロジーの処方に関しては、保護者のご理解とご協力が得られる場合は低年齢のお子様にも処方しております。
大人のコンタクトレンズ処方箋については、対応種類の多い分院の「だんのうえ眼科新城駅前院」での受診をおすすめしております。
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