私たちは視覚から様々な情報を得ています。人間は五感から情報を得て様々な判断をしながら生活していますが、視覚から得る情報は全体の約80%と言われています。「目」は日常生活でとても大切な役割を担っています。 ロービジョンとは、病気やけがなど何らかの原因で視力が不十分であり、視野が狭くなっている状態のことを指します。
ロービジョンケアとは、ロービジョンの方に対して医療的・教育的・職業的・社会的・福祉的・心理的など様々な面から行われる支援の総称です。 発達、成長期である子供に必要なリハビリテーションや、大人の中途障害に対応するリハビリテーションが主な目的となります。 眼科では、よりよく見える工夫として眼科医が以下のようなことができるよう情報提供を行い、アドバイスや指導、訓練を実施していきます。
視覚補助具、照明
音声機器、解読機器
ラジオ、パソコン
点字図書館、生活訓練施設
特別支援学校、職業訓練施設
身体障害者手帳、障害年金
関連団体、患者交流会
眼科医師、視能訓練士に加え、実際のロービジョンケアには教育、福祉、補助具等販売店など、様々な分野の連携が必要とされます。
眼科では主に、目が見えづらくなった患者様の目の状態を確認し、必要としている支援やサービスへの橋渡しを行います。 当院では事前のご予約が必要となります。
●:診療 ○:土曜日午前は13:00まで受付 ―:土曜日午後は休診休診日:日曜、祝日